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Title: 知的障害特別支援学校の学校文化に関する試論 ― <グレーゾーン>の生徒の適応過程から見えてくるもの―
Other Titles: A Study of School Culture in Special Needs Education Schools of Students with Intellectual Disabilities: Findings from School Adaptation Process for a Student with Special Needs in Grey Area
Authors: 堤, 英俊
Other Authors: TSUTSUMI, Hidetoshi
Publisher: 都留文科大学
Language: ja
NCID: AN00149431
Journal Title: 都留文科大学研究紀要
刊行日付: 2016-03-20
Issue: 83
ISSN: 0286-3774
Start Page: 31
End Page: 54
Abstract: 本稿の主要な目的は、ある知的障害特別支援学校に転入学した<グレーゾーン>の生徒 の適応過程の分析をもとに、知的障害特別支援学校の学校文化の特徴に関して考察するこ とにある。 本稿を通して明らかになったことは、次の3 点である。第一に、知的障害特別支援学校 の教師が、能力差を前提にした「共同体化」と就労を意識した「障害者化(軽度障害者化 /中重度障害者化)」を両立させるという職責を担っていること、第二に、<グレーゾー ン>の生徒に対して「差異化の後押し」戦略や「学校外資源の活用」戦略を行使すること で、知的障害特別支援学校の秩序維持と生徒たちの近い将来の社会的自立の同時達成をね らっていること、そして第三に、知的障害特別支援学校は、社会の「周辺化」のメカニズ ムの一端を担う装置でありそれに強く規定されながら教師と生徒の応酬が行われているこ とである。知的障害特別支援学校においても教師たちだけでなく「障害児」とされる生徒 たちもまた能動的・創造的に生活しているのであり、通常学校となんら変わりなく教師と 生徒の「せめぎ合い」としてその学校文化を捉えていくことの必要性が確認された。
Type: Departmental Bulletin Paper
Textversion: publisher
URI: http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/741
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