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http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/867
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タイトル: | 推量を表すbecause について |
別タイトル: | On Inferential because |
著者: | 大野, 真機 |
著者別名: | OHNO, Masaki |
出版者: | 都留文科大学 |
言語: | ja |
NCID: | AN00149431 |
掲載誌名: | 都留文科大学研究紀要 |
刊行日付: | 2018-10-20 |
号: | 88 |
ISSN: | 02863774 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 12 |
抄録: | 接続表現because には事象の因果関係を表すcausal なものと, 話者の判断を表す
inferential なものがあるが,このうち後者の「推量を表すbecause」については『文頭に
現れない』こと,および『否定の作用域に入らない』ことが知られている.一方で,just
because で始まる副詞節が文主語として振舞っているように見え,Just because X doesnʼt
mean Y. の形式を取る構文(e.g., Just because John is rich doesnʼt mean he is happy .「ジョ
ンがお金持ちだからといって彼が幸せだとは限らない」)においては,文頭のbecause は
推量を表し,またbecause 節は否定の作用域に含まれているとするのが標準的な分析と
なっている.本論文では,この構文が表す譲歩の意味を「因果の否定」に求めることで,
because に課される2 つの制約に矛盾しない形でこの構文を捉える方向性を提示する. |
資料タイプ: | Departmental Bulletin Paper |
著者版フラグ: | publisher |
URI: | http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/867 |
キーワード: | causal because inferential because Just because X doesnʼt mean Y inference from cause to effect inference from effect to cause 譲歩 |
出現コレクション: | 第88集
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