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タイトル: 推量を表すbecause について
別タイトル: On Inferential because
著者: 大野, 真機
著者別名: OHNO, Masaki
出版者: 都留文科大学
言語: ja
NCID: AN00149431
掲載誌名: 都留文科大学研究紀要
刊行日付: 2018-10-20
号: 88
ISSN: 02863774
開始ページ: 1
終了ページ: 12
抄録:  接続表現because には事象の因果関係を表すcausal なものと, 話者の判断を表す inferential なものがあるが,このうち後者の「推量を表すbecause」については『文頭に 現れない』こと,および『否定の作用域に入らない』ことが知られている.一方で,just because で始まる副詞節が文主語として振舞っているように見え,Just because X doesnʼt mean Y. の形式を取る構文(e.g., Just because John is rich doesnʼt mean he is happy .「ジョ ンがお金持ちだからといって彼が幸せだとは限らない」)においては,文頭のbecause は 推量を表し,またbecause 節は否定の作用域に含まれているとするのが標準的な分析と なっている.本論文では,この構文が表す譲歩の意味を「因果の否定」に求めることで, because に課される2 つの制約に矛盾しない形でこの構文を捉える方向性を提示する.
資料タイプ: Departmental Bulletin Paper
著者版フラグ: publisher
URI: http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/867
キーワード: causal because
inferential because
Just because X doesnʼt mean Y
inference from cause to effect
inference from effect to cause
譲歩
出現コレクション:第88集

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