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タイトル: 大学生のアパシー傾向とUPI (University Personality Inventory)との関連
別タイトル: The Relationship between UPI (University Personality Inventory) and Apathy Tendency
著者: 箭本, 佳己
鈴木, 由美
著者別名: YAMOTO, Yoshiki
SUZUKI, Yumi
出版者: 都留文科大学
言語: ja
NCID: AN00149431
掲載誌名: 都留文科大学研究紀要
刊行日付: 2017-03-01
号: 85
ISSN: 0286-3774
開始ページ: 243
終了ページ: 254
抄録: 本研究の目的は、大学で問題のある学生の早期発見のためのスクリーニングテストとし て多く使われているUPI 学生精神的健康調査(University Personality Inventory:以下 UPI)とアパシー傾向の関連を検討することにより、UPI 実施時にアパシーの傾向を予測 し、早期に介入するための手立てを考察することであった。大学生102名を対象に、入学 時のオリエンテーションと前期終了時点で質問紙調査を行った。使用尺度は、UPI 学生精 神健康調査、アパシー傾向測定尺度であった。その結果、アパシー傾向測定尺度は「授業 からの退却」「学業・課題からの退却」「学業への積極的姿勢」の3 因子が抽出された。ま た、UPI とアパシー傾向測定尺度との関連を検討するために、UPI 諸変数を独立変数、ア パシー傾向測定尺度の各因子を従属変数として重回帰分析を行った結果、「授業からの退 却」因子には、「強迫傾向・対人関係念慮」因子から負の影響が、「学業・課題からの退却」 因子には、「抑うつ傾向」因子から正の影響がそれぞれあることが明らかになった。これ らの結果から、スクリーニングテストであるUPI からスチューデント・アパシーの傾向 を予測できる可能性が示唆され、学生支援での早期介入の指標として活用できることが明 らかになった。またこの結果をもとに、学生のニーズに合わせた介入方法が考察された。 キーワード:スチューデント・アパシー、無気力、UPI
資料タイプ: Departmental Bulletin Paper
著者版フラグ: publisher
URI: http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/798
出現コレクション:第85集

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