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http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/743
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タイトル: | 「エネルギー自治」の理論的射程 |
別タイトル: | Defining “Energy Local Governance” from Theoretical Perspectives |
著者: | 高橋, 洋 |
著者別名: | TAKAHASHI, Hiroshi |
出版者: | 都留文科大学 |
言語: | ja |
NCID: | AN00149431 |
掲載誌名: | 都留文科大学研究紀要 |
刊行日付: | 2016-03-20 |
号: | 83 |
ISSN: | 0286-3774 |
開始ページ: | 65 |
終了ページ: | 83 |
抄録: | 福島第1 原発事故以降、日本の各地で地域の住民や企業あるいは地方自治体が、エネル
ギー事業に参画しようという動きが目立っている。それらを総称して「エネルギー自治」
と呼ぶことが多く、一種のブームのようになっているが、それは厳密に定義されておら
ず、論者によって含意は多様である。地方自治論などを踏まえてこの定義を試みるのが、
本稿の目的である。
本稿における議論の結果、「エネルギー自治」は、「行政、事業者、住民といった地域に
根差した主体が、エネルギーの需給にまつわる規制・振興及び事業経営について、地域の
利害の観点から関与すること」と定義された。それは、①自治体によるエネルギー行政、
②エネルギー行政への住民参加、③地域主体によるエネルギー事業、④公有エネルギー事
業の4 つの領域に分類できる。このような「エネルギー自治」は、欧州では電力自由化や
再生可能エネルギーの大量導入を受けて、1990年代以降に活発化してきたが、日本でも福
島事故を経て同様の動きが起きつつある。 |
資料タイプ: | Departmental Bulletin Paper |
著者版フラグ: | publisher |
URI: | http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/743 |
出現コレクション: | 第83集
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