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http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/719
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タイトル: | 江帥集』後半部に関する二、三の考察- 『大弐集』作者と匡房、「三位殿」と匡房- |
別タイトル: | A Study on the Latter Half of Gounosochishu : The Author of Dainishu and Masafusa, Sanmidono and Masafusa |
著者: | 高野瀬, 惠子 |
著者別名: | TAKANOSE, Keiko |
出版者: | 都留文科大学 |
言語: | ja |
NCID: | AN00149431 |
掲載誌名: | 都留文科大学研究紀要 |
刊行日付: | 2015-10-20 |
号: | 82 |
ISSN: | 0286-3774 |
開始ページ: | (17) |
終了ページ: | (29) |
抄録: | 『江帥集』は、平安後期、後三条・白河・堀河の三代にわたって活躍した儒者大江匡房の家集である。伝本は、冷泉家時雨亭文庫蔵本とその書写本である書陵部蔵本のみ。匡房の家集としては、他
に有吉保氏蔵『匡房集』と京都府立総合資料館蔵『匡房卿家集』の
二本があるが、この二つはいずれも江戸期成立の他撰で、勅撰集、
私撰集、類題集等から匡房歌を抽出して成立した集である。これに対して『江帥集』は源泉的家集であり、現存する集は自撰による
ものに他撰らしい部分を加えて成立したと見られる。儒者官僚とし
て大江氏中最高位に昇っただけでなく、『洛陽田楽記』『続本朝往生
伝』『江家次第』等の多数の著作でも知られる匡房は、また源経信
と並ぶ和漢兼作の大家として知られたが、その歌人としての活動を
具体的に知る資料として『江帥集』は貴重である。ここではその後
半部の内容について考察したことの幾つかを報告する。 |
資料タイプ: | Departmental Bulletin Paper |
著者版フラグ: | publisher |
URI: | http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/719 |
出現コレクション: | 第82集
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