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第82集 >

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タイトル: 江帥集』後半部に関する二、三の考察- 『大弐集』作者と匡房、「三位殿」と匡房-
別タイトル: A Study on the Latter Half of Gounosochishu :  The Author of Dainishu and Masafusa, Sanmidono and Masafusa
著者: 高野瀬, 惠子
著者別名: TAKANOSE, Keiko
出版者: 都留文科大学
言語: ja
NCID: AN00149431
掲載誌名: 都留文科大学研究紀要
刊行日付: 2015-10-20
号: 82
ISSN: 0286-3774
開始ページ: (17)
終了ページ: (29)
抄録:  『江帥集』は、平安後期、後三条・白河・堀河の三代にわたって活躍した儒者大江匡房の家集である。伝本は、冷泉家時雨亭文庫蔵本とその書写本である書陵部蔵本のみ。匡房の家集としては、他 に有吉保氏蔵『匡房集』と京都府立総合資料館蔵『匡房卿家集』の 二本があるが、この二つはいずれも江戸期成立の他撰で、勅撰集、 私撰集、類題集等から匡房歌を抽出して成立した集である。これに対して『江帥集』は源泉的家集であり、現存する集は自撰による ものに他撰らしい部分を加えて成立したと見られる。儒者官僚とし て大江氏中最高位に昇っただけでなく、『洛陽田楽記』『続本朝往生 伝』『江家次第』等の多数の著作でも知られる匡房は、また源経信 と並ぶ和漢兼作の大家として知られたが、その歌人としての活動を 具体的に知る資料として『江帥集』は貴重である。ここではその後 半部の内容について考察したことの幾つかを報告する。
資料タイプ: Departmental Bulletin Paper
著者版フラグ: publisher
URI: http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/719
出現コレクション:第82集

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