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http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1024
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タイトル: | 人間と大地との“ゲミュートリッヒな” つながりの再建について ─ 大地の共同占有とアソシエーション ─ |
別タイトル: | On the Reestablishment of the “Intimate(gemütlich)” Relationship between Humans and the Earth: On Association and the Possession in Common of the Earth |
著者: | 岡部, 義秀 |
著者別名: | OKABE, Yoshihide |
言語: | ja |
NCID: | AN00149431 |
掲載誌名: | 都留文科大学研究紀要 |
刊行日付: | 2020-10-20 |
号: | 92 |
ISSN: | 0286-3774 |
開始ページ: | 45 |
終了ページ: | 68 |
抄録: | [要旨]物質代謝という用語はリービヒによって確立されたものだが、『資本論』第一巻第
四篇第13章第10節「大工業と農業」では、大工業が農業に浸透することによって「人間と
大地との物質代謝の撹乱」が起こるとし、その再建が提起されている。グローバル化が進
んだ今日、自然との境界を越えて人や物資の交わりも未曾有の勢いで進んだ。いま国連で
は「家族農業の10年」を設定して小規模家族農業の育成を始めた事実も含めて、「大地と
人間とのゲミュートリッヒな(親密な)つながりの再建」という『経済学・哲学手稿』(1844
年)を原点とするマルクスの自然= 人間主義が、『資本論』体系の核心的思想として貫徹
していることを検討する。 |
資料タイプ: | Departmental Bulletin Paper |
著者版フラグ: | publisher |
URI: | http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1024 |
キーワード: | 物質代謝 ゲミュートリッヒ 小農 小経営 労農同盟 個人的所有論 |
出現コレクション: | 第92集
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