DSpace コミュニティ:
http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1
2024-02-23T14:31:44Z
2024-02-23T14:31:44Z
ホーチミンとハノイの日本人起業家と 3 つのイノベーションの研究
佐脇, 英志
http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1058
2021-03-16T23:44:20Z
2021-03-16T15:00:00Z
タイトル: ホーチミンとハノイの日本人起業家と 3 つのイノベーションの研究
著者: 佐脇, 英志
抄録: 要旨
ホーチミンとハノイの日本人起業家と3 つのイノベーションの研究では、ホーチミンとハノイの11人の日本人起業家を対象に、調査研究し、新しいビジネス潮流を明らかにしようと試みた。分析ツールとしては、3 つのイノベーション「ドラッカーの7 つの機会」「シュンペーターの5 つの類型」「新興国3 スタートアップイノベーション(タイムマシン、リープフロッグ、ピボット)」を使った検証を重点的に行った。先行研究のタイ、マレーシア、フィリピンの事例と比べ、急成長のベトナムでは、急激な産業構造の変化にピボットで対応し、ICT を活用している状況が観察できた。さらに多国籍に海外展開、食を切り口にした起業、社会起業が観察できた。若者の「起業家精神」「海外志望」「創造性」の3 減退は、失われた30年の一因である。これらをすべて超越・解決しているのが海外の日本人起業家であり、彼らの研究は3 つの日本の課題の処方箋となる。
2021-03-16T15:00:00Z
2.欧文目次
http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1057
2021-03-16T07:29:44Z
2021-03-15T15:00:00Z
タイトル: 2.欧文目次
2021-03-15T15:00:00Z
1.和文目次
http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1056
2021-03-16T07:23:57Z
2021-03-15T15:00:00Z
タイトル: 1.和文目次
2021-03-15T15:00:00Z
魯迅『故郷』の秘鑰─「鉄の部屋」の鍵は内にあって扉は外から開く─
田中, 実
http://trail.tsuru.ac.jp/dspace/handle/trair/1055
2021-03-16T07:37:11Z
2021-03-15T15:00:00Z
タイトル: 魯迅『故郷』の秘鑰─「鉄の部屋」の鍵は内にあって扉は外から開く─
著者: 田中, 実
抄録: 【要旨】
『故郷』は中国・日本両国において、長く中学国語教科書に採用され、広く親しまれてきた魯迅の代表的作品の一つですが、実は、時代の認識の枠組み、思考の制度を超えた、すこぶる奥の深い、謎を秘めた難解な作品だったのです。
〈語り手〉の「私」は近代的な知識人でありながら、同時に日常生活では三十年前のことを二十年前と間違えるし、かつて美貌を誇っていた楊おばさんの気持ちも閏土の心の動きも理解出来ない、
矛盾した人物でしかありませんでした。こうしたことを〈機能としての語り手〉が鋭利にして的確にえぐり出して語っていたのです。〈語り手〉の「私」の三十年来、心の支えであった小英雄閏土は昔ながらの「偶像崇拝」者でした。ところが開明的な知識人の「私」も同様だったことに末尾、初めて衝撃的に気づくのです。その時です。「私」は「希望」とは自身が捉えている出来事の外部にあり、それが世界を動かすことに思い至ります。それによって「私」は希代の認識者となるのです。「鉄の部屋」を脱する鍵の秘密、鍵は内にあって扉は外から開きます。この作品はこの世界観認識の転換の鍵を渡してくれるのです。
2021-03-15T15:00:00Z